千歳空港から35分ほどの北海道厚真町で行政からの委託で地域に起業家を受入れていく「ローカルベンチャー等推進事業」と「ふるさと納税事業」に携わっています。地域に起業家という「挑戦者」を集め「挑戦の連鎖」を通じて地域活性化を目指しています。
コーディネーター「花屋さん」ってどんな人?
山口県出身。幼い頃からゲームが好きで、静岡大学大学院工学部に進学後プログラマーとしてゲームメーカーに就職しました。ITベンチャーに転職後、新規事業立ち上げや組織運営を経験し、2010年に独立。過去にゲーム×エコの企画をしたことがきっかけで地方創生に携わる人たちとの関係ができました。その縁で2018年に厚真町までやってきました。現在はエーゼロ厚真の事業責任者として厚真町内外で起業家人材の発掘と育成、地域のPRを行っています。
なぜ「地域コーディネーター」になったんですか?
厚真町より委託を請けている「ローカルベンチャー事業」は起業家を発掘・育成することが大きな目的のひとつですが、その起業家に対して右腕的に手伝う人材や関わりを持ってくれる「関係人口を増やすこと」も大事です。地方では大学生をはじめとする20代の人材が不足しています。そういった世代と厚真町の起業家を接続したいと考え、インターンシップ受入れに挑戦すべくコーディネーターとなりました。
コーディネーターとしてのこだわりは?
まずは「受入れ事業者が何を目指しているのか?」をしっかりとヒアリングします。そこでプロジェクトのゴールや推進するためにポイントとなることを把握し、担い手となる学生に必要となる「マインド」や「スキル」を明確にします。その後、マッチング、面談と進む際の「入口でのズレ」を小さくします。インターンシップが始まってからも、起業家育成ノウハウを生かした定期的な面談を通じて成果を出せるようにサポートします。
厚真町に若者が来てほしい理由は?
若い人が厚真に来て何かをすることで、厚真に活気がでるのは嬉しいです。ただ、前提として、「若者だからこうである」いうステレオタイプ的な考え方はないです。インターン生自身が何をしたいのか?その思いを大事にして欲しいです。受入れ企業、厚真町とインターン生が対等な関係で活動してくれることが、厚真町をよりよくすることにつながると思っています。厚真町はそういう関係を快く受け入れるオープンな土地柄です。
厚真町は、「厚真で何か取り組んでみたいことがある人」に合うと思います!
厚真町は「挑戦」をテーマに掲げています。「これをやってみたい」という思いがあればその思いを応援してくれる人たちがたくさんいます。挑戦の連鎖、挑戦者のネットワークが地域を活性化すると信じています。