「集落」という、その場所に住む人々が地域課題を自分ごと化できるような単位での課題解決に取り組んでいます。主に、環境エネルギーに関する事業サポート、自治体の総合政策づくり、人材育成事業を行っています
コーディネーター「仲埜さん」ってどんな人?
高校は横浜の進学校に通っていて、少し反抗心もあり、独自路線を進もうとしていました(笑)。国際基督教大学卒業後は、自然が好きだったことから、環境省や北海道下川町役場に勤務しました。それらの経験を活かし、2018年に「一般社団法人集落自立化支援センター」を立ち上げました。
なぜ「地域コーディネーター」になったんですか?
自然が好きで、環境省に入り、国立公園の景観保全など、自然に近い仕事をしていました。環境省で働く中で、地域の自立的発展に貢献したいと思うようになり、下川町役場に転職しました。その後、多くの地域の社会課題を解決したいと思い、集落自立化支援センターを立ち上げました。そのうちの1つとして、インターンという、移住などと比べて比較的ハードルの低い地域との関わり方に魅力を感じ、地域コーディネーターに興味を持ちました。
コーディネーターとしてのこだわりは?
ケースバイケースではあるものの、総じて放任主義です。意志があって、応募してきてくれた大学生達なのだから、ミッションとお金と時間を与えれば自分たちで組み立てていけると信じています。仮説を立て、何かアクションを起こして、それが上手くいかなかったとしてもそれはとてもいい経験になります。ですので、軸がぶれていかない限りは口出しをすることなく、最後まで大学生を信じます。
西興部に若者が来てほしい理由は?
西興部村のような地域で、若者に是非とも社会課題解決に挑戦してみてほしいと思っているからです。何か地域づくりに挑戦してみたいと思った時に、都会で新しい仕組みやサービスをつくろうと思うと相当な力量が必要です。小規模自治体は、地域の課題や不足している仕組みが明確なことが多い。ですので、若者にとっても成果を出しやすい場であると思っています。若者が地域で何かに挑戦するということは、地域の人たちにとっても嬉しいことです。
西興部は、「政策や地域の仕組みづくりに関心のあるあなた」に合うと思います!
西興部村のインターンでは、イベントなどの一過性のものではなく、実際に地域課題解決の仕組みをつくるという経験ができます。政策や地域づくりなど、公共的なことに興味のある人に合うと思います!