丸水札幌中央水産株式会社
水産の卸売業者により札幌市中央卸売市場で毎年開催されていた 年末商戦の展示会をオンラインで実施するプロジェクトに、 2名のインターン生が挑戦しました。
- VISION
- MISSION
いつもの美味しさを守り続ける。新しい食のあり方を提案し続ける。
札幌市中央卸売市場開業に合わせて設立され、以後半世紀にわたり、生鮮水産物を中心とした競り売り等を取り仕切る大卸業として、北海道民、札幌市民の台所への安定供給に努めてきました。 人口減少や市場外流通の拡大、少子高齢化に伴う消費量の減少など、市場の担う役割も年々縮小してきている中、 生産者と消費者の橋渡し役として、より広い人達に生産の現場や流通業の魅力を伝えていくことが大切であると考えています。
誰もが水産の仕事の魅力や面白さを知れる機会を
消費者はスーパー等に魚が並んだ後の一部分にしか、私たちの仕事に接することができません。 そして消費者から我々が見えないのと同様に、生産者も消費者の顔が見えずにいます。 生産者や加工業者、流通業のこだわりや魅力をもっと知ってもらうことができれば、水産への興味や関心が生まれ、普段の消費への良い影響に繋がるのではと思います。また、生産側に立つ我々にとっても消費者が見えてくる一端になるのではと考えました。 そのため、水産の仕事に携わる人たちの魅力や面白さという「働く人たちの情報」をオープンにし、魚食普及ならぬ魚職普及を目指してプロジェクトがスタートしました。
PROJECT
YouTuber大学生とコラボレーションし、展示会をYouTubeで開催!
コロナウイルスの影響を受け、小売店や仲卸業者などを対象に年末商戦に向けて毎年恒例の展示会開催が難しくなり、 YouTubeを通してオンラインで開催するプロジェクトを実施しました。 YouTuberとして活動していた北海道出身の若者2人をインターン生として受け入れ、 取引先企業とやり取りをしながら、企画、撮影、編集など全て行い、情報発信を行いました。
OUTCOME
38社のコラボ動画を撮影
取引先企業38社の企業担当者に出演してもらい、インターン生が商品の味見をしてレポートするなど、商品や企業の魅力をPRする動画制作を行いました。累計10,000再生を突破しました。
好評により第二回を開催!新たな引き合いも生まれる
第一回YouTube展示会の評判が良かったため、第二回を開催しました。取引先企業の商品に対する思いや歴史を引き出すことで、卸売業者として消費者へ伝える情報の量を圧倒的に増やすことができ、水産業界に対するイメージを大きく変えるきっかけを生み出すことができました。
社内のSNSに対する意識変革
新聞やテレビに取り上げられた事によって社内に必要なコンテンツだという理解が広がり、今までSNSを見ていなかった社員もSNSを見たり出演するようになるなど、社内の体質が改善されました。
経験者の声
- 受入企業担当者の声
- インターン生の声
- コーディネーターの声